フランス語学科同窓会 上智大学フランス語学科同窓会問題(個人情報無断漏洩 及び 風間烈同窓会会長の虚偽対応)

上智大学フランス語学科同窓会による個人情報無断開示事件(24)

(承前)

風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長が「問題は存在しない」と言い張っている以上、同窓会は、自らのやり方が何も間違っていないと認識しているものと推察します。

即ち、同窓会会員に対して、以下の対応が続くことになると推察せざるを得ません:

  • 会報では「同窓会では、把握している会員の情報の取り扱いには十分注意しています(中略)第三者からの情報提供依頼があった場合には,必ずご本人のメールで了承を受けた上で対応するようにしています」と宣言しているが、管理すべき情報でないと同窓会が勝手に定義した情報については、廃棄することなく無期限無条件に利用する。会員の同意があったかどうかは同窓会が勝手に決める。
  • 就職懇談会に参加した同窓会員の個人情報は、管理すべき情報ではないと同窓会が勝手に決めたので、好き勝手に取り扱う。管理すべき情報であるかどうかの定義は事前に知らせないし、会員の同意があったかどうかは同窓会が勝手に決める。
  • 同窓会が個人情報を好き勝手に取り扱うことについて、参加者は同窓会から明確に告知されなくても同意を与えたことにされる。会員の同意があったかどうかは同窓会が勝手に決める。
  • 会員の同意について、会員自身がどのように受け止めようがそれは「見解の相違」であり、同窓会が勝手に決めることに問題はない。
  • 参加者が他の卒業生を誘った場合には、個人情報は同窓会が好き勝手に取り扱うことを誘った人間が伝えなければならない。同窓会が好き勝手に取り扱うことを誘った人間が予め知っているかは関係ない。
  • 上智大学フランス語学科同窓会に個人情報管理規程は存在しない。個人情報の定義や管理は同窓会が勝手に決める。

一読してどのような印象を持つかは人それぞれかと思いますが、これらは何も、僕が憶測や想像をしたり、或いは脚色や誇張をしたものではありません。
これまでに見てきた通り、すべて風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長及びその代理人池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号 15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)が「回答書」「反論書」と銘打った書面で言明している事柄です。

風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長及びその代理人池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号 15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)の主張は、僕が「マスゾエ中華服状態」と形容したように、その場限りでの自己正当化としては成立するのかもしれません。
しかしながら、こうして「回答書」「反論書」の論旨を並べて眺めてみた時に、その言い分は理性的で説得力を持ち、数多の同窓会会員の理解を得られて、問題は存在しないと言い切れるものなのでしょうか。

以前、フランス語学科の先生方が和解を模索してくださった時に
「ミズノ君の本意ではないかもしれないけれど、一度面と向かって話をしてお互いに理解し合うことで了承してもらえないか」
との打診を受けていました。

即ち、同窓会が謝罪するという点は満たされなくてもよいか、そこは向こうの面目を保つためにも我慢してくれるか、という意味だと解釈したので、僕は肯んじて、
「同窓会に謝罪を求めるというよりはむしろ、同窓会がいま存在している問題を認識して、運営上改めるべき点を認めてもらうことが大事。そして我々は巻き込まれた当事者として、同窓会がその改めるべき点をどう改善してゆくのかを見届けることが重要」
と申し上げていました。
もとより、何が何でも謝れー、とわめくようなクレイマーになるつもりなどありませんから。

そして、その結果として風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長が発したお言葉は
「問題は存在しない」
だったわけですが、この科白の本質は、自分の意に沿わない存在、耳障りな事柄を初めからのけてしまえば、もとより問題は存在しなくなるということなのでしょう。
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」
と何回問い合わせても、鏡がその人以外を映したことがなければ、一番美しいのはいつまでも自分のまま変わりはしないのです。

本稿で繰り返し述べている通り、僕や仲間たちが望むのは母校の学科のバリューが今後とも維持拡大されることです。
ところが、その役割の少なくない部分を担うはずの同窓会組織が、学科に協力しようと思っている人間の気持ちをわざわざくじくような拙い運営をしています。

就職懇談会ひとつみても、僕が誘って参加してくれた友人からは
「あの懇談会は学生が仕切っているのかと思っていたら、自分より相当年上の卒業生たちだったので驚いた。学生なら、多少ならず雑なやり方だったとしても仕方ないと思えるけれど、いい歳した社会人が、しかも毎年やっていて、あれはないと思った。」
との指摘を受けるほどであり、さらに、本稿の連載中に、学科の別の友人から
「ミズノ君より前に一度参加したことがあったけれど、ミズノ君の言う通り、一体何をしたいんだか分からない会合だった。終わったあとのフィードバックも一切ないし、それきり縁を切った。」
との感想を聞きました。

運営の拙さが、僕ひとりの感じるものではないことを友人たちが証してくれているわけですが、風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長は「見解の相違」「問題は存在しない」などと強弁することで、同窓会への意見を何が何でもなかったことにしてしまうから、いつまでたってもその拙さから脱却することはないのだろうと推察せざるを得ないのです。

そして、拙さを隠蔽するだけでなく
「当会は水野信隆氏らの個人情報を■■教授に提供したことはありません」
などとすぐにバレるウソをつき、その虚偽の事実を会報で告知し、その虚偽を指摘すれば釈明するどころか「議論は尽くした」と一方的に宣言したきり沈黙してしまうありさま。

私見ですが、拙いこと、旨くゆかないことといった失敗それ自体は責められることではないと思います。欠点があるという自覚がある限りにおいて、人間は誰しも欠点を減らす方向に向かうことのできる生き物だと思います。僕自身を含め誰も神様ではありませんから。

しかしながら、拙さを隠蔽するために嘘をつき、欠点をなかったことにして、それを会報にしたためて不特定多数に言い触らすなどという所業は、たとい同窓会組織内部の論理として通用するのだとしても、社会通念に照らし合わせた時には到底許容されるものではありません。

風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長や代理人の池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号 15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)だけでなく、幹部に名を連ねる上智大学名誉教授たち(南舘英孝、中村雅治両氏)までが今日まで延々シカトを続けて、僕や仲間たちだけではなしに、学科に対しても何ら説明もしていないという事実は、少なからず異様なものに思えます。

その不気味な状態は不気味でなくする必要があると僕は確信していますし、シカトを続けることで、実際に起きたことをなかったことにされたり、嘘が会報で広められたままというのは、僕や仲間たちの名誉にも関わる問題です。

僕や仲間たちからの問いかけを、無理が無理でもシカトと嘘で乗り切ったつもりになったとしても、風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長のやり方は、上智大学の一組織であるフランス語学科、数多の同窓会会員や、これから同窓会会員になる在学生たちの環視に耐える透明性を持ち得るのでしょうか。

言い方を変えれば、これらの利害関係者たちが
「もしかして、自分の個人情報も好き勝手に扱われているのか」
「もしかして、同窓会に何を言ってもシカトされるのか」
「もしかして、同窓会は本当のことを言っていないではないか」
「もしかして、名誉教授たちもグルになって嘘をついてだんまりを決め込んでいるのか」
という疑問を抱いた時に、同窓会は説明責任を果たすことができるのでしょうか。

問題が存在しないのに水野らクレイマーが騒いでいるだけだとするならば、同窓会の正当性、透明性を誇るためにも、水野やその仲間たちの主張のどの点がどのように間違っているのかを説明する必要があるはずですが、ぜひそのご高説を拝聴してみたいものです。

弁護士歴40年以上の大ベテランの法律家、池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号 15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)もついておられるのですから、説明ができないなんてことはないと思いますし、そのクレイマーたちをいち早く名誉毀損で告訴して、法廷の場で真実を明らかにしていただいてもよいと思うのですが。

(つづく)

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