さて………
ここで話の時系列を飛び越えることをお許しいただきたいのですが、2016年秋に僕は上智大学を訪問し、件の教授本人と学科長との間で本件について話し合いを持ちました。
その際、本件がいまだ解決の目処が立たないことを説明した上で、風間烈・フランス語学科同窓会会長がその代理人池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号 15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)を通じて書いて寄越した文書を読んで頂きました。
「これらの主張は、就職懇談会を共催する学科も同じお立場なのですか?」
との問いに、学科側は
「同窓会がどういう意図でこのような反論をしているのか意図が分からない。こんな主張は事実ではないから」
「同窓会の弁護士はどうして事実でないことを書くのか」
「個人情報に関する定義や方針に関わる同窓会の言い分は学科のものではない」
「(同窓会の主張する個人情報の定義について)そんなわけない。そんなおかしな話はない」
と、きわめて明快に回答してくださいました。
もう、真実は明らかではないでしょうか。
他人の個人情報を不用意に取り扱い、第三者に無断開示した挙句に、その事実を指摘されるや虚偽をでっち上げ、デタラメな言い逃れを臆面もなく書状にして送っている、平気でうそをつく人たちは風間烈・同窓会会長とその代理人・池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号 15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)にほかなりますまい。
事ここに及んでフランス語学科がわざわざ虚偽の説明をしても学科は何の得もしませんし、先にも述べた通り、学科は個人情報無断漏洩を率直に認めて僕や仲間たちに謝罪までしています。そして、直接面識のない卒業生の情報まで学科が持っていたのは、共催者である同窓会に教えてもらったからだと明確に説明しています。
同窓会が学科に情報を提供したことを示す確たる証憑を僕は見せてもらえませんでしたが、しかしそれは学科からすれば当然の見識で、その証憑に僕や仲間たち以外のデータが一緒に載っていたら、別の情報漏洩を生んでしまう(他の参加者の個人情報が僕という第三者に渡ってしまう)わけですから、おいそれとは見せなかったのでしょう。
その節度を守っておられることに僕はむしろ好感を覚えましたし、僕が声を上げたことで、学科の情報管理が少しでも慎重な形になってくれたのだとすれば、僕の行動も決して無駄ではなかったということもできるでしょう。
そもそもの話、同窓会が事実上主導している就職懇談会の開催告知を、教授が同窓会に一度も相談もせず一人でせっせと作成して、同窓会に一度も見せることもなくSNSに掲載したり、学科事務室の掲示板に貼り出すようなことは有り得るのでしょうか。
いずれにせよ、同窓会側が「証拠があるのか!」などと威張ったりすると、本当に証拠を突きつけられたが最後、二度と威張れなくなりますので、対応は慎重になさったほうがよろしいかと思いますが。
さて………
時計の針を2016年2月に戻すと、月末にフランス語学科同窓会会報の最新号が刊行され、風間烈会長から以下のような声明が発表されました。