合コンといえば、僕も若い頃には参加したことがありますし、合コンがきっかけで結婚した友人も少なくありません。つい数年前までは、婚活中の友達のためにメンバーを募って、自分が参加しないのに幾度も企画したことさえあったものです。
ですから、僕としては合コンそれ自体をバカにするつもりは全くありません。
一番大事なのは、これから就職活動なる未知なるものに挑む在校生が困ったときに、卒業生が手助けなりアドバイスなりを供する環境を整えることにあると考えますから、その手段として合コンこそがベストでほかの提案は聞き入れられないほどベリーベストだというのならば、そこに文句をつけるのはお門違いということにもなるでしょう。
ちなみに、風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長は、代理人の池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)を通じて発出した「回答書」の中で、あたかも僕自身が卒業生の個人情報の開示に積極的に賛同したかのような主張をなさっていますが、これは全くの牽強附会、我田引水の身勝手な言い分でしかありません。
2013年の懇談会では、どんな卒業生が来るのか、在校生には分からない文字通りのぶっつけ本番でした。先にフランス人との会話の授業のたとえ話をしたように、これではまともなコミュニケーションを取りにくかったのではないかというのが、講師役を務めた僕自身の実感でした。
僕が提案したのは、2014年の開催に際しては、講師役の情報を学生に予めインプットしておいたほうが質問も事前に準備できるし、相手のバックグラウンドを理解した上で対話したほうが、主役である在校生にとって実のある会合になるのではないか、というものでした。
当然、個人情報の開示の範囲や方法については主催者と講師役の間で合意がなされることが前提と思っていましたが、山岸真太郎・上智大学フランス語学科同窓会副会長(株式会社ネクセス都市環境 代表取締役)は、僕が提案のさわりを述べた時点で早々に却下しています。
人の話をろくに聞かずに退けた提案の一部の言葉尻をとらえて、相手を責め立てる材料にする同窓会組織の野太い神経には全く恐れ入るとしか言いようがありません。
「見解の相違」を連発する風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長とその代理人・池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)は、ご自身が相手から「見解の相違」を指摘される事態を想定しないのでしょうか。ご自身の見解だけが常に優越して常に偉いとでもお考えなのでしょうか。
「会員相互の親睦を図るとともに、母校ならびにフランス語学科の発展に寄与することを目的に活動しています」
(出典:ソフィア会ウェブサイト)
と宣言する組織にしては随分お行儀の良い親睦の図り方のように思えます。
そのような親睦の図り方が僕や仲間たち以外にも広く展開されているのかどうか、それが母校や学科の発展に寄与するのだとしたら一体どんな部分になるのかは興味深いですが。
ともあれ、僕自身としては、合コン状態が決して良いとは思わないものの、在校生が困ったときに頼れる環境をつくることには全く反対していませんし、それは今でも変わりはありません。
その目的の為に、卒業生には申し訳ないけど勤務先や連絡先などの個人情報を一部使わせてもらいたい、また、これから先、在校生から問い合わせが来たときには個別に面談するなりメールの返事をするなり、手間を取らせるけれども、どうか協力してもらいたい、ということであるならば、その旨を同窓会は前もって講師役卒業生に説明をして、当事者に判断する余地を与えてくれればよいと思うのです。
赤の他人から同意や協力を得るには、一般的にはそうしたプロセスが必要になるものだと思うのですが。
ところが、上智大学フランス語学科同窓会は、
「同窓会では、把握している会員の情報の取り扱いには十分注意しています。第三者からの情報提供依頼があった場合には,必ずご本人のメールで了承を受けた上で対応するようにしています」
(同窓会会報第26号、2015年8月25日発行)
と宣言していたそばから、実際には十分どころか一切注意を払わず、一方的な判断をもって当人に無断で情報を第三者に開示してしました。なぜ、ここまで平気でうそをつくのか、実に不思議でならないのですが。
そして、山岸真太郎・上智大学フランス語学科同窓会副会長(株式会社ネクセス都市環境 代表取締役)は就職懇談会について、
「この活動は、フランス語学科という相手がある毎年恒例の活動です」
(2014年11月1日付Eメール)
との仰せでしたが、そこまで「相手」に気を遣ってみせる御仁が、なぜ卒業生という「相手」には同窓会が進めている事柄を説明さえせず、個人情報の所有者である「相手」の意向を確認しないのか、実に不思議でならないのですが。
これまで僕が推察してきたように、同窓会役員は「こちら」以外のヒラ会員は見下して当然とでもお思いなのでしょうか。同窓会役員が勝手に決めたカースト制度を押しつけようとも、現実世界では誰も受け入れないと思うのですが。
以前から述べている通り、学科のバリューを維持拡大するために協力したい気持ちを僕は今でも持っています。
しかし、同窓会幹部がどれだけ自分たちのことを偉くて特別な存在だと思っていたとしても、僕や仲間たちにとっては、素性の知れぬオッサンに過ぎません。幹部に名を連ねるセンセーも家に帰ればただの人、退官すればただのオッサン、卒業した僕たちにとっては、単位制度という生殺与奪も関係ありません。センセー方はいつまでも元の教え子にマウンティングできると夢想していたとしても、現実は必ずしもそうはなりません。
そのオッサンたちがいきなり人の懐に手を突っ込んできて、お前は同意したんだと一方的に決めつけ、好き勝手に情報を利用させてもらうぞ!文句言わせねえぞ!と上から目線で凄んできたとしても、情報の持ち主はオッサンではなく僕たちなのです。僕たちはオッサンの持ち物ではないのです。
どうして、請われて参加した側が、主催者に勝手に個人情報扱われた挙句、威張られなければならないのか。
あまつさえ、その主催者に虚偽の事実を同窓会会報で言い触らされなければならないのか。
そして、そういう流儀を貫くことで、卒業生が学科の将来を思って同窓会にわんさか集結してくれると、風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長は本気で思っておられるのか。
風間烈・上智大学フランス語学科同窓会会長が、弁護士歴40年超の大ベテランの法律家・池田昭弁護士(第二東京弁護士会所属, 弁護士登録番号15626, 池田法律事務所, 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-6 宮益坂STビル9階, Tel: 03-3406-4947, Fax: 03-3406-4948)を起用して「見解の相違」を連発してみせたとしても、その同窓会の見解なるものの本質が
「オレ様の見解に従え!」
という強要と変わらないのだとしたら、数多の卒業生はそれをどのように受け止めるのでしょうか。
人生は両面交通 (Life is a two-way street) であって、
「オレ様がこう思ったからいいんだ!」
と、自分の主張で世界を決めつけ塗り潰そうとしても、他者のことは他者自身に決定権があることは明白なのですが。
たとえば、
「僕たちは頑張っているんです」
と胸を張って見せても、頑張っているかどうか、評価に値するかどうかを判断するのは自分ではなく他者であり、その判断基準は、頑張っていると主張する本人の自己評価とは全く別のところにあることは論を俟たないのですが。両面交通とはそういうことです。
そしてまた、頑張っていると言い張る内容が虚偽だとしたら、どんな結末を迎えるというのでしょうか。